出張ってあるの?

特徴
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図書館司書というと、もちろんメインの職場は図書館。

出張などとは縁遠い職業かと思いますが、実は年に数度図書館を飛び出してお仕事をするケースもあったりするのです。

今回はそんな大学図書館司書の出張についてお話します。

出張は無いとも言い切れない

大学図書館の司書に限らず図書館司書は出張というのはほとんどありません。

しかし、極稀に他の大学などに研修会や勉強会として出張することもあります。

そのため、他の司書や大学職員の方とも交流することがあります。

私も過去になんどか出張として他大学などにお邪魔させていただきました。

そのために普段はあまり使わないのですが、名刺を持っている司書もいるかと思います。

次項以降で主な出張の機会を掘り下げていきます。

大学図書館協会の研修会など

ほとんどの大学図書館が「大学図書館協会」という組織に所属しています。

様々な大学図書館協会があるのですが、メジャーなのは「私立大学図書館協会」「国立大学図書館協会」「公立大学図書館協会」です。

私が働いているのは私立大学なので、うちの図書館も「私立大学図書館協会」に所属しています。

こうした図書館協会は年に何度か大学職員や司書のスキルアップや意識を高めるために研修会や研究会を開いています。

大体は加盟館の大学が会場となりますが、セミナーホールなどを使って大規模な講演を行うこともあります。

ただ働いているだけでは分からないような昨今の大学図書館事情を学んだり、他大学の人と交流することによって新たな刺激をもらうことができます。

特に他の大学の司書さんとお話をすると、意外と業務内容や環境に違いがあったりして面白いですね。

食事会などもあり、名刺交換をしながら親睦を深めたりもしました。

データベース講習会

論文や文献を探すのに欠かせない存在として、データベースや電子ジャーナルがあります。

多くの大学図書館でも契約をしているかと思いますが、そのデータベースの使い方や新しい機能、プレスリリースなどを学べる企業開催の講習会もあります。

私はあまり行かせてもらったことは無いのですが、こうした講習会も図書館司書のスキルアップとして必要な出張だったりします。

図書館総合展

図書館関係者が一同に集まる”図書館のための展示会“として図書館総合展という大規模イベントが毎年11月にパシフィコ横浜で開催されています。

公共・大学・専門問わずすべての図書館関係者のために図書館や図書館に関する企業、図書館学の先生などが講演会を開いたり、ポスターセッションをしたり、ブースを設営したりと図書館に関する最新情報がギュッと詰まったイベントです。

私も数年前出張として泊りがけで参加させていただきました。

司書としてまだ経験の浅いながらも興味深いことも多くあり、たくさん勉強させていただきました。

ポスターセッションなどでは各図書館の熱意を感じるプレゼンを見られたりと、司書としてのモチベーションを上げることもでき、とても充実した時間を過ごすことができました。

出張とはちょっと違うかもしれませんが、図書館司書としてぜひ一度は訪れていただきたいイベントです。

出張は新しいインスピレーションを得るチャンス

大学を取り巻く環境はどんどん変わっていきます。

それに合わせて図書館も変わっていく必要があるため、新しいアイデアをどんどん出していくのも図書館司書の大切な仕事の一つです。

出張で他大学図書館や図書館に関する新しい情報に触れることで、自分や自館をもっと良くしていけるヒントを得ることができます。

所属する大学や派遣会社によっては出張が無いところもあるかもしれませんが、もし行かせてもらうチャンスがあるならば積極的に参加してみましょう。

働きながら図書館司書資格を目指したい方へ

図書館司書資格は規定の科目を大学・専門学校ですべて履修することが取得の条件です。

難しい試験などはありませんが、講義を受ける必要があるため仕事や家事で忙しい方は取得が大変かもしれません。

それでも図書館司書資格を目指したい方におすすめなのが、通信制大学の八洲学園大学です。

八洲学園大学は通信制の大学なので、1度も通学すること無く最短半年で図書館司書資格を取得することが出来ます。

学費は単位ごとに定められているので、ご自身のスケジュールに合わせた履修が可能です。

大学図書館司書のおしごとに気になる方はぜひ資格取得を目指してみてくださいね。

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