司書の資格は大学や専門学校で規定の科目の単位をすべて取得することで司書資格を得ることができます。
図書館司書は専門職なため、専門的な知識を学ぶ必要があるのです。
しかし図書館司書になるための科目ってどんなものがあるのかよくわからない方も多いと思います。
そんな方のために今回は司書資格を取るための科目の内容についてご説明したいと思います。
図書館司書資格の取り方
まず、図書館司書資格の取得方法なのですが、以下の3通りがあります。
1) 大学(短大を含む)又は高等専門学校卒業生が司書講習を修了し資格を得る。
2) 大学(短大を含む)で司書資格取得に必要な科目を履修し卒業を待って資格を得る。
(→これには通信制・夜間・科目等履修を含みます)
3) 3年以上司書補としての勤務経験者が司書講習を修了し資格を得る。
文部科学省HP
条件はそれぞれ違いますが、大学で司書資格取得に必要な科目すべてを履修し修了することが司書資格の取得方法となっています。
司書資格の取り方については下記の記事をご参照ください。
司書資格を取るのに必要な科目一覧
司書資格取得に必要な科目は下記の通りとなっています。
必修科目11科目と選択科目2科目合わせて13科目24単位をすべて履修することが司書資格取得の条件です。
基礎科目
図書館および生涯学習についての概説的な知識を身に着けます。
- 生涯学習概論 2単位
- 図書館概論 2単位
- 図書館情報技術論 2単位
- 図書館制度・経営論 2単位
図書館サービスに関する科目
貸出/返却やレファレンスサービスなど多岐に渡る図書館サービスの内容について学び演習を行います。
- 図書館サービス概論 2単位
- 情報サービス論 2単位
- 児童サービス論 2単位
- 情報サービス演習 2単位
図書館情報資源に関する科目
図書館は分類法によって資料を分類し、棚に並べています。
そうした目録の仕組みや作成方法について学びます。
- 図書館情報資源概論 2単位
- 情報資源組織論 2単位
- 情報資源組織演習 2単位
選択科目
下記から2科目選択します。
大学によって開講されている講義が異なります。
- 図書館基礎特論 1単位
- 図書館サービス特論 1単位
- 図書館情報資源特論 1単位
- 図書・図書館史 1単位
- 図書館施設論 1単位
- 図書館総合演習 1単位
- 図書館実習 1単位
それぞれ試験やレポート提出が必要
上記の科目を大学などで受講するわけですが講義なのでもちろん試験があり、成績が悪ければ単位を落としてしまうこともあります。
しかしテキストをきちんと読んで理解すれば一つ一つの講義の難易度はそこまで高くないかと思います。
もちろん大学の講師によって難易度は変わってくるかと思いますが、通信制大学の八洲学園大学は比較的単位を取得しやすいと言われています。
八洲学園大学は私が実際に科目等履修生として入学していたこともありますので、気になる方は以下の記事もご覧ください。
司書講習か通信制の大学でまとめて取得がおすすめ
以上見ていただいたように、図書館司書の資格取得には多くの講義を受け単位を取ることが条件です。
大学で講義を受けた人は分かるかもしれませんが、13科目を受講するのは結構たいへんです。
もし短期集中で資格取得を目指したい方は毎年7月~9月に司書講習を受けて2ヶ月間で一気に取得することができます。
自分のペースでゆっくり講義を受けていきたい方は通信制の大学などで必要科目をその都度受講し、半年~1年ほどかけて取得を目指すのもおすすめです。
どちらも大変だとは思いますが司書資格を持っていれば司書の求人でとても有利になりますし、実際に働いてからも役立つことが多いのでぜひ頑張って取得を目指していただければと思います。
働きながら図書館司書資格を目指したい方へ
図書館司書資格は規定の科目を大学・専門学校ですべて履修することが取得の条件です。
難しい試験などはありませんが、講義を受ける必要があるため仕事や家事で忙しい方は取得が大変かもしれません。
それでも図書館司書資格を目指したい方におすすめなのが、通信制大学の八洲学園大学です。
八洲学園大学は通信制の大学なので、1度も通学すること無く最短半年で図書館司書資格を取得することが出来ます。
学費は単位ごとに定められているので、ご自身のスケジュールに合わせた履修が可能です。
大学図書館司書のおしごとに気になる方はぜひ資格取得を目指してみてくださいね。
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